僕はおもいきってそれを咥えると目をぎゅっとつぶった。
次に苦しいのがくるのがわかってたから。
できるだけ口をすぼめて歯があたらないように気をつける。
少しでもあたってしまったら・・・とても怖い罰が待ってる。
唇で摺るように舌で線をかくように気をつけたつもり。
言われるまま、言われるままに従ってるつもりなのに
その日は見咎められた。
僕が動いてるうちはいい。
僕が自分から首と頭と口をつかって頑張ってるうちは。
なかなか慣れることができなくて嫌なのは嫌だったけど、苦しくはなかった。
嫌そうな顔さえしなければ、いつかは許してもらえた。
でもトオルさんが動き出す。
僕の頭を鷲づかみにしたまま。
僕が後ろに下がれないよう捕まえたまま。
激しく動くそれで喉を突かれる。
歯を立てちゃだめ。歯を立てちゃだめ。
それだけを頭の中で繰り返しながら耐えてるのに
見咎めたトオルさんが言った。
「目を開けろ。」
「俺を見ていろ。」
「目をつぶるんじゃない。」
苦しくて目をつぶるだけじゃなかったんだよ。
する側のトオルさんにはわからなかったと思うけど。
激しく動かれると勢いで毛のとこが目にあたりそうになるの。
目をつぶってないと、目に入って痛いことがある。
その痛さに瞬間に身を引きそうになる。
でもそれを嫌がって離れようとしたって思われるんだ。
そしたら鞭で打たれる。食事を抜かれる。
せめて両手を離してもらえてたら。
せめて前手錠だったら。
そしたら少しは楽だった。
目にあたりそうな毛をさりげなく横にわけられるから。
勢いよく突いてくる体をこっそりほんの少しだけ抑えられるから。
鼻にあたってくしゃみが出そうになるときもね。
咥えたままうっかりくしゃみなんかしたら歯が立ってしまう。
想像するだけで恐ろしい結果が待ってた。
でも目や鼻に何か入った時って我慢できなくない?
けどほとんどの時トオルさんは
僕の手を後ろで拘束した。
イラマチオ嫌いだよ。
ネット初めてから強制フェラって言うんだって知って納得した。
ほんと強制。
ものすっごくきつい強制。
えづきながら喉で受けるしかなかった。
僕は瞬きもしないまま泣いた。
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