2ntブログ

子飼いの身上(子飼い物語概要3)

支配と服従。絶対的支配権を行使する主人と、服従するしか生きる術のない子飼いと。そういう立場があたりまえに存在する架空世界のお話です。飼われる人間と飼う人間との愛憎劇をお楽しみください。そして、時々は泣いてね。行き場を失った僕らの魂のために。

2024/04123456789101112131415161718192021222324252627282930312024/06

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


「子飼い」は人身売買のごとく拉致によって調達されるものではなく
また、そういう稼業の人種の斡旋によって行われるものでもない。
主人が生涯 最も傍近くおく使用人となるため
「子飼い」となるべき子どもの身上は重要視された。
身元は当然明らかでなければならず、純日本人であることが求められる。
子飼い制度の利用そのものが、秘匿された一部階層のみの特権なので
これらが一般に知られることはまずないが
もし、既得権をもたない誰かが、子飼いとなったものの身上を
知ることがあれば、その確かな出生と血筋に驚きを禁じえないだろう。
(ただし、昨今では子飼い要員が手に入りにくくなっているため
 例外が認められるケースがでてきている。
 しかし例外ケースの場合、本来の子飼いよりは軽視される傾向が強い)





FC2ブログランキング



この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://petnokimoti.blog.2nt.com/tb.php/192-426a1001
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
 / Template by パソコン 初心者ガイド