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洗浄

支配と服従。絶対的支配権を行使する主人と、服従するしか生きる術のない子飼いと。そういう立場があたりまえに存在する架空世界のお話です。飼われる人間と飼う人間との愛憎劇をお楽しみください。そして、時々は泣いてね。行き場を失った僕らの魂のために。

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これは僕が「店」(大店)で2度めの格落ちをしたばかりの頃の話。
2度めの格落ちで、初めて予約指名が入ってしまった時のこと。


突然、僕らの居住区に兄格が3人も入ってきた。
部屋で流されているTV(と思っていた)を見ていた僕たちは驚きで固まった。
兄格たちは、普段僕らの世話をしてくれる人だったけど
3人もいっぺんに入ってくるのは珍しい。
そして兄格が複数でやってくるのは、誰かが処罰される時が多かった。

兄格の1人が僕を指差して何かを言って
あとの2人がまっすぐに僕のところにやってきたので僕は息を呑んだ。
何も・・・罰を受けるようなことは何もした覚えがなかった。
なのに、兄格が両脇から抱えるようにして僕を捕まえた。

誰かの泣き声がした。
多分、怖くて泣き出した誰かの。
罰は自分が受けるのも人が受けるのを見るのも怖かったから。

「ぼ、僕何もしてませんっっ」

何かの間違いじゃないかと思った僕は兄格に言った。
でも兄格たちは僕を引きずるようにして部屋から連れ出しながら言った。

「罰じゃない」
「お前には今日準備がある」


何のことかよくわからないまま、処置室に連れていかれた僕は素裸にされた。
そしていきなり全身にぬるま湯をかけられた。
ゴムの手袋とエプロンをした兄格が、石鹸やブラシの準備をしている。

僕は「罰じゃない」と言われたことに
無理やり安心しようとしていたけれど無理だった。
兄格たちを見ているうちにどんどん不安が高まっていく。
だって、兄格たちの表情が固い。
食事の世話や傷の手当てをしてくれてる時なんかは
冗談を言ったり笑いかけてくれたりすることもあるのに
まるで罰を与えられる前のような厳しい顔をしてて。
目をあわさないようにされている気もした。

次の瞬間、僕の不安は的中した。
僕は盛り上がった壁みたいなところに向かって手と足を繋がれたのだ。

これ、ちょっと説明しないと意味がわかりにくいかも。
タイル張りの処置室の壁の面の一つには
シリコン製みたいな感触のところがあって
そこには横長のでっぱりがあるところがいくつかあるの。
高さ違いで何箇所か。
そのでっぱりの前で手を上にあげて壁に繋がれると
そのでっぱりのせいでお尻を突き出したみたいな格好になる。
僕はそのでっぱりの上で両手を繋がれ、
そして足を開いたまま床の位置で繋がれた。

「ひっ」

冷たい手枷の感触に思わず声をあげた僕は
自分のその声で余計にパニックになった。
罰じゃない。罰じゃない。罰じゃないって言った。言ったのに。

それなのに兄格たちは力づくで僕の足を開かせると
足までも枷で床に留めてしまった。

「な、なに?」
「罰じゃないって・・・ば、罰じゃないって」

僕はもう半泣きだった。
だって、これが罰じゃないわけない。
これと同じ格好でお尻を鞭で打たれてる子を見たことがある。


でも、兄格が言った。
「罰じゃないよ。」
「洗浄だ。」

もう1人の兄格が言った。
「黙らせろ。」

僕は後ろから少し首をあげるようにして口をあけさせられると
猿轡をかまされた。なんか弾力のあるゴムの紐の束みたいなやつで。

「初めてだと抵抗するからね。」
「舌を噛まれるとまずい。」
「傷をつけるわけにいかないんだからじっとしてろ。」

3人の兄格たちがそれぞれてきぱきと動きながら言った。
そして僕はぐりっと入ってきた何かを感じてぎゅっと目をつぶった。

「むぐぐ」

気持ち悪かったし、痛かった。

「いいか、暴れるんじゃないぞ。」


「仕事」前の僕に兄格が余計な傷を負わせたら兄格が処罰されることになる。
だから兄格たちの言い分はもっともだったと思う。
でも、そんなの無理だった。
次の瞬間、僕は暴れながら声にならないくぐもった悲鳴をあげた。
お尻に差し込まれた細いホースから勢いよくぬるま湯を入れられたのだ。

「ん゙ーーーーん゙ん゙ん゙ーー!!」

暴れようとする僕の肩を兄格の1人が押さえつけていた。
1人は僕のお尻のとこでホースを押さえてる。

多分だけど時間にして言ったらわずかなことだったんだと思う。
でも僕はすっっごい苦しかった。
僕の中がお湯でいっぱいになったらしく、ホースが勢いではずれた。
僕の中から入れられたお湯が勢いよくでてきた。
多分、出てきたのはそれだけじゃなかったはずだけど・・・。

僕はひどい便意を催したみたいになって
もう出てこなくなったお湯をまだ出そうとしてるみたいに
お腹に力を入れ続けてた。
そして僕の様子を見ていた兄格は、僕が一息ついたのを見ると
また僕の中にホースを入れたのだ・・・。

嫌だ。嫌だ。もう嫌だよ。
ホースは細めのやつで先に何かつけてくれてたけど、でも入れられると痛かった。
(といってもチューブっていうよりは太かった)
お湯を入れられるのはとてつもなく気持ち悪く苦しかった。
お腹が痛くて気持ち悪い。
でも猿轡をされてる僕の声は言葉にはならず、
うめき声と涙だけが流れた。


2回目はさっきより少し勢いを落としてくれた。
(僕のためじゃなかったと思うけど。)
そのかわりにしっかりとお腹が膨らむくらいじっくりと入れられた。
ものすごく巨大な浣腸をされたらもしかしたらこんな感じなのかもしれない。
ホースを抑えてる兄格が「もう少し入りそう」と言った。
もう吹き出しそうな気がするのに、兄格がしっかりと抑えてる。

やめて・・・もう入らないよ。
苦しい。気持ちわるいよ。

兄格たちは僕のうめき声なんて意に介すことなく3人だけで会話をしてる。

「一回とめて」
「しばらく我慢させとけよ」

お腹の中に入ってくる湯がとまっても
今度はすぐにはホースを離してもらえなかった。

さっきよりしんどい。
さっきはびっくりしたけど、あっという間にすぐ出してもらえたから。
でも今度は・・・お腹の中にたまったままなのに手を離してくれない。

「ゔゔーーー」「ぐうゔーーー」

僕が体をよじるようにしていると、やっと手を離してもらえた。
とたんにすごい勢いで中に入れられてたお湯が。
最初の勢いで出てきたあと、収まらない便意に押し出されて
じわじわ出てくるのが気持ち悪い。
じんわりとあたたかいのが足の内側を伝ってく。
気持ち悪さと足を伝うくすぐったさと怖さと恥ずかしさとで
ぐちゃぐちゃになった僕はもう本気で泣き出していた。


されたことある人ならわかると思うけど
猿轡をされた状態で本気泣きしてしまうと息が苦しい。
ただでさえ息が吸いづらいのに鼻水が出てきて息ができなくなる。

僕が息ができなくなってるのに気づいた兄格が、猿轡を少し緩めてくれた。
でも、かわりにこう言った。
「まだ終わりじゃないよ。あと2~3回我慢して。」



まだ2~3回もあるなんて耐えられないと思った。
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だもう嫌だよ。
兄格たちをふりほどこうと暴れた僕は手の平でお尻をベシっと叩かれた。

「静かにする!」
「罰を受けたいのか?」

兄格の1人が僕の横で処罰用の短い鞭を振って見せた。
うううう。うううう。
しゃっくりをあげながら、それでも大人しくなった僕を見て兄格が言った。

「もう一回ね」



その後、何回ホースを差し込まれたのか実はよく覚えてない。
1度だけですんだような気もするし繰り返されたような気もしてる。
必要最低限だったはずなのは確かなんだけど。
僕が覚えてるのは、最後に出す時だけは兄格が洗面器で受けてたこと。
僕が出したのを3人で確かめるように見ながら
「もうよさそう?」
「濁ってないね」
「念のためもう一度やっとく?」 と話してた。


中の洗浄を終えた僕は、今度はそのままで全身にぬるま湯をかけられ
特に下半身には勢いよくしっかりかけられた後で解いてもらえた。
それからぐたっと座り込みそうになる僕を叱りながら
兄格たちが左右からかかえて洗っていく。

僕の腕を伸ばさせ後ろをむかせ、わきの下や背中、手足を洗っていく。
お腹や頭も。股間も。またたく間に泡々にされた僕は
ぬるぬるつるつると二人がかりでこすられる感触をくすぐったく感じながら
さっきのホースのがもう終わったらしいことにホッとしていた。

それがまだ、ただの始まりだったことも知らずに。

初物へ続く


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